Archive for 2月, 2012
撮影日: 2012年2月29日 掲載日: 3月27日
この日、雪降り、ずんずん積もる。勤め先は、昼頃、臨時休業となって私はまっすぐ帰宅。そしてカメラを持ってお出かけ。
雪かきを申し出る。
そして、雪に埋もれた足下にひとひら、ふたひらと梅の花びら。
ひとしきり写真を撮った後は、雪かきを申し出る。管理室で道具を借りて、せっせと雪かき。その後、手伝いの人も集まってくるが・・・
小学生も雪かきを手伝い。そのそばで高校生が雪合戦。
私も当初はボランティア精神。でも重荷になって、いつしか、「みんなに褒められる自分」をイメージしつつ、利己心爆発寸前。で、その脇で高校生は雪合戦。小学生は飽きてどこかへ。
我らボランティアが作った細い道を、幅がはみ出す台車を押して、宅急便の配達がある。雪に乗り上げつつ台車を運ぶ姿を見て・・・・『雪かき、手伝えば?』と、意地悪なことを思いつつ、でも口には出さない。
一時間半ほど後、東から西へ、一本の道が出来て、私は雪かきを辞した。南北の通路は私には関係(きっぱり)ない。そしてエントランスに向かって歩いて気づいた。せっかく雪かきして作った通路に自転車が・・・雪の中に埋めてやろうかとも思ったが、かえって面倒なのでやめた。
雪は、都会の汚い物を覆い隠す化粧だというが、人間の汚い部分を引き出すのでは? と思いつつエレベーターに乗り込む。
下ではまだ、高校生が雪合戦している。
Related items
撮影日: 2012年2月18日 掲載日:2月20日
日没後、穏やかな表情を見せ始めた富士を改めて撮影する。
なにやら、ダイヤモンド富士ウィークスなるイベントがあるらしく、アイスキャンドルや、打ち上げ花火があるという。そんな時に出かけるから、人が多くて当たり前だけど・・・
でも、カメラ(趣味)マン相手のイベントって、周囲のメートル単位に何人だけが、嬉しくて、場所取りしくじったものは人の頭を眺めるだけ、結局、大勢集まれば集まるほど、不満が増えるイベントじゃないか? 無料なんで文句を言える筋合いじゃないけど。
それに、カメラの性能が上がってきたとはいえ、夜のイベントでは、カメラを選ぶだろうし。
この写真だけだと、怪談の舞台のようで・・・ろうそくがフーッと消えると・・・・
日没後は更に気温が下がる。上下とも防寒対策をしてきたつもりが、まさかの弱点が靴。度々足が引き攣れ、その都度、雪のないところに逃げ出さなければならなかった。おまけに風邪が悪化した感じ・・・なんというか、良いイベントなんだけどね、たぶん。
Related items
撮影日: 2012年2月18日 掲載日:2月20日
例年、この時期は山中湖でダイヤモンド富士が見える。ということは、湖面に映るダブルダイヤモンド富士が撮影できるかもしれない。
・・・というだけで、無計画、朝起きた時に日が差していたので出発・・・するつもりが、連日の疲れが溜まっていて、なかなか起きられず、もたもた準備して、お昼近くになってようやく出発。高速道路はあまり交通量も多くなく、それなりに幸せなドライブで、御殿場へ到着。
その後、忍野八海へ行って、うどんを購入し、豆腐は断念して、ようやく山中湖へ。山中湖の氷も目的の一つだったのだけど・・・西側は氷がなく、水面も高く、白鳥の姿もない。
東側につくと、ようやく期待の氷。いつものヨットも氷の上。
そして、最終目的地の山中湖畔、 山中湖交流プラザ「きらら」 の駐車場へ・・・は、すでに一杯で、付近の臨時駐車場に車を停める。
大勢のカメラマンがすでに場所取りをしていたけど、突端に開いている場所があって、ラッキーと思いつつ、三脚を用意していたら、係員らしき人から声をかけられて、「長い時間待っている人たちの邪魔だから、そこを開けて」といわれて、しぶしぶ移動。でもよく考えてみると後ろに場所取りするのが悪いんじゃない?
結局、すでに三脚を立てている人の後ろにたって、手持ちで撮影することにする。
あとはひたすら日没を待つ。
で、あとから来た人が乗り出して前を塞ぐ。肘は付きだすし・・・
ひどくない? 文句を言っても聞こえないふり。・・・いや、眼中になくて本当に聞こえなかったか。
Related items
ちなみに薩「埵」峠の「埵」字は、JIS第一・二水準煮含まれない漢字、どう表現されるかはご覧の方のブラウザ次第。
カーナビ付きでも、ちょっと分かり難くく、また、片側交互通行の道を抜けてさった峠へ。十台ほど車が止められる駐車場のトイレの通路に車を仮置き後、しばし後に開いた駐車場に車を止めてささやかなハイキング。
ここは、海と富士山を同時に楽しめるビューポイント。歌川広重の東海道五十三次にもある風景。
空に月、地には水仙と梅・寒桜が咲く、旧東海道を歩いて、撮影ポイントを探す。
はるか先に、わが愛しの箱根。
そろそろ日も沈み、ふと気がつく、山中にあって、懐中電灯は車の中。
足元の見える内に、駐車場へ急ぐ。
空には、頼りなげな月。
月の光だけで夜道を歩めぬ現代人。
そして、渋滞を乗り越えて家路につく。